厚生年金保険法 厚生年金保険法 難易度 3

厚生年金保険法における「老齢厚生年金の繰下げ支給」に関する記述として、正しいものはどれか。

A. A. 老齢厚生年金の繰下げは、1か月繰下げるごとに0.7%増額され、75歳(上限)まで繰下げた場合の増額率は最大84%である。 ✓ 正解
B. B. 老齢厚生年金の繰下げ中は、在職老齢年金の仕組みにより支給停止されている部分も繰下げ増額の対象となる。
C. C. 老齢厚生年金を繰下げた場合、加給年金額も同率で増額される。
D. D. 老齢厚生年金の繰下げ申出は66歳以降から可能であり、繰下げを選択した後に取り消すことはできない。
解説

令和4年4月施行の改正により老齢厚生年金の繰下げ上限が70歳から75歳に引き上げられた。繰下げ増額率は1か月につき0.7%(年8.4%)であり、75歳まで繰下げた場合(60か月×0.7%)は最大84%の増額となる。在職老齢年金により支給停止されている部分は繰下げ増額の対象外(Bは誤り)。加給年金額は繰下げ増額の対象とならず、繰下げ期間中は支給停止となり、受給開始後も元の加給年金額が支給される(Cは誤り)。繰下げ申出は66歳到達後から可能で、一定の条件下で取り消し(さかのぼり受給)も可能(Dの「取り消せない」は誤り)。

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