エネルギー管理士とは
エネルギー管理士は、省エネ法(エネルギーの使用の合理化等に関する法律)に基づく国家資格です。一定規模以上のエネルギーを使用する工場(第一種・第二種エネルギー管理指定工場)では、エネルギー管理士の選任が法律で義務づけられています。
資格取得には、経済産業大臣が行う国家試験に合格する方法と、省エネルギーセンター(ECCJ)が実施する研修を修了する方法の2通りがあります。試験は毎年8月に実施され、合格率は例年20〜30%前後です。
試験の出題範囲と課目構成
試験は熱分野と電気分野のいずれかを選択し、4課目を受験します。課目I(エネルギー総合管理及び法規)は共通で、課目II〜IVが分野ごとに異なります。
共通課目
- 課目I エネルギー総合管理及び法規 — エネルギー情勢・政策、省エネ法、エネルギー管理技術の基礎
熱分野(課目II〜IV)
- 課目II 熱と流体の流れの基礎 — 熱力学、流体工学、伝熱工学
- 課目III 燃料と燃焼 — 燃料の種類・性質、燃焼計算、燃焼装置
- 課目IV 熱利用設備及びその管理 — ボイラー、蒸気輸送、空調、工業炉
電気分野(課目II〜IV)
- 課目II 電気の基礎 — 電気・電子理論、自動制御、情報処理
- 課目III 電気設備及び機器 — 変電設備、配電、電動機
- 課目IV 電力応用 — 照明、電気加熱、空調、電動力応用
各課目60%以上の得点で合格となります。課目合格制度があり、合格した課目は翌々年まで免除されます。
このアプリでの学習方法
本アプリには、エネルギー管理士試験の過去問から厳選した全802問を収録しています。共通課目・熱分野・電気分野のすべてをカバーしており、以下の方法で効率的に学習できます。
- 分野別・課目別の一問一答
- 「共通」「熱分野」「電気分野」のパスウェイを選んで、課目ごとに集中学習できます。
- 過去問の繰り返し演習
- 間違えた問題は自動で記録され、「間違えた問題だけ」をフィルターして重点的にやり直せます。
- 忘却曲線で効率的に復習
- 1日後・3日後・7日後…と最適なタイミングで復習問題が提示され、長期記憶への定着を助けます。
- 暗記カードで要点整理
- 問題と解答をカード形式で素早く確認。計算問題の公式や法規の要点を覚えるのに最適です。
合格に向けた学習のコツ
- 1. まず課目Iから始める
- エネルギー総合管理と法規は暗記中心で取り組みやすく、他の課目の基礎にもなります。最初にここを固めると、全体の理解がスムーズになります。
- 2. 課目合格制度を活かす
- 一度に全課目を狙わず、2年計画で2課目ずつ合格を目指す戦略も有効です。まず得意分野で確実に課目合格し、翌年に残りを集中して対策しましょう。
- 3. 計算問題は手を動かす
- 熱力学や電気回路の計算は、問題を見て解法を思い出すだけでなく、実際に手を動かして解く練習が重要です。本アプリで出題パターンを把握した上で、紙と鉛筆での演習を組み合わせると効果的です。
- 4. スキマ時間を活用する
- 通勤中や休憩時間に10問ずつ解くだけでも、毎日続ければ大きな力になります。本アプリはスマホで手軽に使えるので、日常の中に学習習慣を組み込めます。